こんにちは! 製品製造担当の下田です。
私からは塗料乾燥機『QUICK-Dシリーズ』を実際に製造する現場の雰囲気をお伝えします。
私の所属部署ではQUICK-Dシリーズのひとつ『AQUAⅢ』の製品組立て、検査を行っています。
AQUAⅢって?? という方はこちら → http://www.ketaka.co.jp/quick_d/aqueous.html#aquaArea
お客様により良い品質で使用して頂くために製造現場では日々様々な工夫・改善に取り組んでいます。
改善にも種類があり、製品の性能・品質の改善、組立作業の改善、職場環境の改善、、、などあります。
今回は組立作業の改善に関しましてご紹介します。
弊社ではAQUAⅢのように小ロットの精密機器はセル生産方式で組立を行います。
250点もの部品を1人の担当者が手作業で組み立ていくため、1台あたりの組み立てになんと5時間もかかります!
私も指導する立場ですので組立終わった後の作業者の疲れ具合はよくわかります。。。
そこで、3月私の目標として『作業者の負担撲滅運動』を掲げました!
まず最初に行ったのが『ひざ・腰の痛み改善』です。
さっそく内容をご紹介します。
~従来の問題点~
改善前は作業台の高さが一定だった為、作業自身が立つ・しゃがむを繰り返して組立作業をしていました。
この動作によって1日の仕事終わりにはひざ・腰が痛いという作業者の方からの声を聞きました。
~改善活動~
写真のような昇降台を作製し、作業箇所の高さに合わせ製品を上下させて作業をしています。
これにより作業者はしゃがむ必要がなくなり、ひざ・腰に掛かる負担を激減!! ラクに組立ができるようになりました。
嬉しそうな顔を見ると次も何かやってあげたいと思います( ^- ^ )
負担を取り除くことで集中力を保って作業することができ、結果的に製品の仕上がりよい影響を与えてくれると信じています。
次回は職場改善として5Sの取り組みをご紹介させて頂きます。
お楽しみに!